従来からさまざまなテープ療法がありました。
しかし貼り方に技術を要したり要領を把握しないと効果が現われにくいと
言ったテープが多かったのですが、痛みやこり、運動量の激しい部位、
運動能力をアップさせたい部位に貼るだけで効果があります。
ここでは、テープの効果を更に、向上させる有効な貼り方をご紹介します。
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- 腕のもっとも上の部分(三角筋)から首の付け根(頭板状筋)へ向かって2.5cm幅のテープを肩に沿って貼ります。
- 肩の上腕部の大きな太い筋肉(三角筋)に逆ハの字に2.5cm幅のテープを貼ります。
- 背中の右肩甲骨上部と左肩甲骨上部の間に2.5cm幅のテープを肩甲骨の外側(ふち)に沿って逆ハの字に貼ります。
- 肩関節の前側から後ろの肩甲骨の中央部へ半円を描くように2.5cm幅のテープを貼ります。
- 腕を上げて、肘を軽く曲げ、その肘を内側に少し入れて、肩甲骨が外側へ出っ張るようにします。
その肩甲骨の下部から上腕部へ沿って2.5cm幅のテープを貼ります。
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この貼り方はウェイトトレーニングなどで強化しにくい腕を外旋・内旋する際の内側の筋肉(棘下筋、棘上筋、肩甲下筋、小円筋などのインナーマッソル)の障害に対しても有効ですから、四十肩や五十肩にも効果があります。又、野球・ソフトボールの投手などの投球動作時における加速、減速時の障害予防にも効果が期待できます。
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- 首後部の大きな2本の筋肉(頭板状筋)に2.5cm幅のテープを筋肉に沿って貼ります。
この貼り方は首に負担のかかるラグビー、バレーボール、バスケットボールなどにも有効です。
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- 腕を伸ばして肘の内側と外側に2.5cm幅のテープを貼ります。
この貼り方はテニスエルボーをはじめ各種スポーツにおける肘痛に有効です。
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- 腰の痛みには背中全体に背骨を覆うように太くて大きな筋肉(広背筋)があります。背骨の両側の筋肉に沿って骨盤の上部から背中の中央部にかけて5cm幅のテープを2枚貼ります。これは、人間の身体の中でもっとも重要である腰を保持し、腰痛の改善はもとより、腰痛の予防にも効果があります。腰は人間の動作の軸になるわけですから、あらゆるスポーツに有効です。更に効果を高めるためには腰椎の中ほどに2.5cm幅のテープを縦に貼った2本のテープの上に横に1枚貼ります。
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- 膝の痛みには膝のお皿を囲むように、膝の上部にハの字に、下部に逆ハの字に2.5cm幅のテープを貼ります。
- 膝の裏にも5cm幅のテープを1枚とふくらはぎ(腓腹筋)に縦に2枚2.5cmのテープをに貼ります。
これは、通常、両膝が体重を受けるわけですが、歩行時、スポーツ時など、片方の膝で全体重を受けることが多く、もっとも痛めやすい個所です。膝痛でお悩みの方は勿論のこと、バレーボール、バスケットボールなどジャンプを多くするスポーツには特に有効ですので是非、実践して下さい。
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- 足首くるぶしの下から真っ直ぐ上へ5cm幅のテープを貼ります。
これは捻挫などの痛みの改善や捻挫の予防にも有効です。
- 足底のアーチ部(土踏まず)にアーチに沿って2.5cm幅のテープを貼ります。
足底腱膜の痛みに有効ですから、陸上競技など特に足底に負荷のかかるスポーツに有効です。
- アキレス腱の下部、踵骨からアキレス腱に沿って2.5cm幅のテープを貼ります。
あらゆるスポーツにおけるアキレス腱の重要さはご存知のとおりです。アキレス腱の痛み、けがの予防に是非、この貼り方を実践して下さい。
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- 腰の痛みの所でご紹介した貼り方と同じです。腰椎の両側に5cmのテープを2枚貼ります。
スタミナアップでは腰椎の中ほどに5cm幅のテープを縦に貼った2枚のテープの上に横に貼ります。これは、全てのスポーツにお薦めしたいポイントです。持久力が増して、身体の動きがスムーズに感じられることでしょう。
- おへそを中心として上部に逆ハの字、下部にハの字に2.5cmのテープを貼ります。
これは持久力はもちろん、集中力のアップにも有効ですのでマラソン、ゴルフなど全てのスポーツに実践してみて下さい。又、女性特有の便秘、冷え性、生理痛、生理不順などにも効果がありますし、ダイエットにも有効ですので、ウェイト維持を必要とする体操競技などの選手の方も実践してみて下さい。
- 首の前にある2本の太い筋肉(胸鎖乳突筋)に沿って耳の下まで2.5cmのテープを貼ります。
これは、呼吸を楽にし、首全体の強化が図れますので、マラソン、柔道、レスリングなどのスポーツに有効です。又、『首のこり』のところでご紹介しました首の後ろの太い2本の筋肉(頭板状筋)と併せて貼って頂ければ、更に効果が期待できます。
- 鎖骨を挟んで2.5cmのテープを貼ります。
これも呼吸を楽にしパワーを発揮させる効果がありますので、実践してみて下さい。
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- 大腿部の表側に膝の上から5cmのテープを大腿四頭筋の中央部に沿って貼ります。
これは、走力、ジャンプを要する全てのスポーツに効果が期待できます。
- 大腿部の後ろ側の筋肉(ハムストリングス)の中央部に沿って5cmのテープを貼ります。
これは筋肉をリラックスさせる効果がありますので全てのスポーツに有効であり、肉離れ、いわゆる(筋肉の断裂、損傷)などのけがの予防にもなります。
- 膝下の脛骨の上の筋肉(前脛骨筋)に沿って2.5cmのテープを貼ります。
これは、サッカー、空手など足を強く振るスポーツに有効です。又、足の疲労にも効果が期待できます。
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- 肩こりの所でご紹介しました貼り方と同じです。腕の上部三角筋に逆ハの字に2.5cmのテープを貼ります。
- 肘の痛みの所で紹介しました貼り方と同じです。肘の両側に2.5cmのテープを貼ります。
この二通りの貼り方は腕の振りにパワーを必要とする、バレーボール、バスケットボール、野球、ソフトボールの投手には特にパワーアップが期待できます。
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- 握力をアップさせるには手首がポイントになります。手首の関節部位にぐるりと2.5cmのテープを一巻きします。
この貼り方には即効性がありますので、全てのスポーツにお勧めします。
そして、一巻きしたテープの上から、この炭化チタン入りの『ラクワ』をつけるとよりいっそうの効果が期待できます。
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今までご紹介してきましたテープの貼り方を是非、実践して頂き、各種障害の改善、予防、そして、潜在能力をひらかせ、運動能力を更にアップさせて下さい。
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