ダイエットをはじめる前に自分の体重が本当にダイエットが必要かどうかチェックする為にBMI値を計算してみましょう。
BMI値とは国籍、性別、年齢(20歳以上)に関係なくその数字が22であれば病気にかかりにくいとされている数字のことです。
BMI値(22)=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
身長1.6mで体重が55kgの人のBMI値は55kg÷(1.6m×1.6m)=18.5となります。
この式から理想体重を求めると、BMI値(22)×1.6m×1.6m=56.3kgとなります。 プロポーションを考えるとBMI値を21においてもよいでしょう。
BMI値 |
傾向 |
18.5未満 |
やせ気味 |
18.5以上25未満 |
標準 |
25以上 |
肥満気味 |
隠れ肥満の判別表(2003年2月17日付読売新聞朝刊より抜粋)
ウエスト÷身長・0.5超は要注意
現在の国際的な尺度、体格指数(BMI)は、体重を身長の二乗で割るという面倒な計算が必要。内臓周辺に脂肪がたまる
「隠れ肥満」を見逃す恐れがあるとの指摘もあった。
研究チームは同病院の人間ドック受診者のデータを分析。男性の場合、新指標で0.5未満の人では生活習慣病の
危険因子の高血糖の人が5.9%だったのに対し、0.5以上では10.5%。中性脂肪の高い人は13.4%と25.7%などと
はっきり差が出た。
身長1メートル70でウエスト85センチなら、ちょうど比率は0.5%。これ以上ウエストサイズが大きくならないように、と注意を喚起しやすい。
【脂肪を落とすには、どうすればよいか?!】
体重のうち、1〜2kgは水分の摂取(ジュース・アルコール等)にて変化する。重要な事は、体脂肪を燃焼させる事。
(体脂肪を燃焼させる理論)
体重1g当たり、1kmのジョギング(スピードに関係なく)にて1kcalが燃焼すると言われています。仮に70kgの体重の人が、1kmをスピードに関係なくジョギングすることで、70kcalが燃焼します。脂肪1gを燃焼するのに7〜9kcalの熱量を必要としますので70kcal÷7kcal=10g燃焼する。
1kgの脂肪を燃焼させるには、1,000g:X=10g:1km 10X=1000=100kmとなります。と言うことは、100kmジョギングすると体脂肪を1kg落とすことができるわけです。
(成人男性の1日に必要なカロリー約2200kal〜2400kcalを(女性の1日に必要なカロリー約2000kcal〜2200kcal)摂取するものと考えると、実際には発汗作用等により約10%程度の減量効果も得られるものと思われるます。)
体脂肪1kgそり落とすにマラソンを2回走ることを思えば、過剰な食事、間食を控え、適度な運動を心掛けてはいかがでしょうか?ジョギングが無理な人は早足でウォーキングすると良いでしょう。それでも上記の80%程度の効果があるものと思われます。 |